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【プレスリリース】ベクトリクス、地域内流通課題のソリューションとして話題の商用eモビリティ『I-Cargo』を、4/10(水)〜開催の【関西物流展 】に出展。注目の新バッテリーシステムも公開

“軽より手軽に使える商用eモビリティ”“街の地域内流通課題のソリューションの一翼を担う”と期待される『I-Cargo』。この3輪商用BEVの輸入総代理店、株式会社ベクトリクス ジャパン(以下「ベクトリクス」/代表取締役:⼭岸史明)は、4/10(水)から4/12(金)までの3日間、インテックス大阪で開催される【第5回 関西物流展 KANSAI LOGIX 2024】に、1月の【オートモーティブワールド】でお披露目した新開発のバッテリーシステムを搭載の『I-Cargo』を出展する。
スペックの他、脱着がさらに簡便になり、管理システム自体もアップデートされた新型バッテリーは、容量2kWと3kWの2タイプを選べる他、車体後方の収納スペースに最大3個まで⾞載できるため、容量と個数の組合せ⽅により最短35kmから最長150kmの航続距離を実現した。さらにユーザーは必要な走行距離に応じて最適な容量・個数のバッテリーを購入できるのでEV導入コストを抑えることができ、利便性の向上と選択肢が大きく拡がることになる。

1月に『I-Cargo』のアイコンとも言える交換式バッテリーシステムの大幅な刷新が発表され、物流だけでなく軽バンを稼働させている現場を持つ業界では大きな話題になった。具体的に説明すると、例えば稼働現場が狭く、1日あたりの総走行距離が50kmに満たない利用の場合なら3kWのバッテリー1個搭載で済み、同時にEV導入コストも安くできる。また70kmから90kmの平均的な距離を走行する場合は常時使用する2個の運用でカバーでき、100kmを超えるような長距離移動が必要な現場は、予備として3個めのバッテリーを積んでおけば1個の容量分の走行可能距離がプラスされ、最長150kmまで走れる計算だ。また、こうした必要な走行距離に応じ2タイプのバッテリーを無駄なく運用することで、利便性が向上するだけでなく、特に短距離利用の場合には前述したようなバッテリー購入費用を節約できる経済的メリットも生まれる。

本文新システムを初めて公開した1月の展示会では、新型バッテリーの防塵防水性能や安全性に関する質問が多く聞かれた。良く知られる国際規準のIP規格(電気機械器具の外郭による保護等級)はIP67(防塵性能が最高の6等級、防水性能は2番めの7等級)を取得しており、また安全性についてはリチウムイオン電池の国際輸送に義務付けられているUN38.3(国連勧告輸送試験)に合格している点も評価をいただいた。ベクトリクスの出展ブースは、インテックス大阪6号館の総合受付を入った右側エリア【A4-20】です。皆様のご来場を心よりお待ちしています。

●新バッテリーのスペック

車両本体価格:98万9,000円/バッテリー価格:19万8,000円〜(2kW 1個)/仕様:リチウムイオン/セル仕様:LG INR21700  M50LT/定格電圧:73.8V/定格容量・定格電力量:38.4Ah・2kW &  3kW/IP保護等級:IP67/通信:CAN/寸法:H475mm ✕ W225mm ✕ D97mm/重量:14kg(2kW)・16kg(3kW)/充電方式:車載・AC普通充電MODE2 100V & 200V(16Ah)、バッテリー単体・DC普通充電 100V & 200V (10Ah)/充電時間:4.5時間(100V)*価格や仕様は予告なく変更する場合があります